アメリカには「人は会社ではなく上司を辞める」という言葉がある、と聞いた。
この言葉の意味するところは、従業員が最終的に離職を決断する最大の理由は、給与や企業の知名度といった会社自体の条件ではなく、直属の上司との人間関係や、その上司から日常的に受ける影響が離職の主因であるということだ。この説をを検証した『上司を辞める?管理者の影響力戦術と従業員の感情的エンゲージメントが自発的離職に果たす役割』と題された論文が存在するという。
塾を辞めた理由は?中学受験をやめた理由は?を考える時の参考になるだろう。理由というのは、もちろん複合的なものだとは思うが、「学力不振」という子供側に問題があるものが第一位とは、私は考えてはいない。


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