現在の中学受験は「親の受験」と言われるほど、親の頑張りが子供の合否を決めると考えられています。実際に、親が効率の良い勉強の仕方を支持して、子供が素直にそれに従えば、偏差値は5や10はあがるかもしれません。親が子供に必死に下駄を履かせた状態です。しかし、一度下駄を履いてしまうと、今度はそれを脱ぐことができなくなる。それで中学校に入っても、親は子供の勉強に口出しし、子供もそれを無批判に受け入れるのです。成績は立派かもしれませんが、精神的自立からはほど遠い状態が維持されます。
ある中学校の先生のお話です。
模試対策については、やりすぎると危険だと私は思っている派です。