人間は誕生以来、凄まじく過酷な環境で生きてきました。飢餓、疫病、戦争は常に身近にあり、しかも生死に直結する恐ろしいものでした。昭和初期は、盲腸でさえ、命取りの病気でした。
幸いにして、現代の日本人は、戦争や飢餓とは無縁の生活を送っています。にも関わらず、少しも幸福そうには見えないのはなぜでしょうか。
確かに人間関係での悩みは大変です、しかし生きるか死ぬかが大きな課題であった時代と比べるとどうでしょうか?そこまで遡らなくても、世界では生死の苦しみを抱えている人はたくさんいるでしょうし、日本でも闘病生活をしている人が身近にいるのではないでしょうか?
実は?
実際には、やってみたら大したことがなかったりします。「幽霊の正体見たり、枯れ尾花です」