登山家で、化学者の西堀栄三郎さんの話。
「探検家は調査をしてから、やるかやらないかを決めるという方法はとりません。やると決心して調査を始めます」
最終的には、自分が決断するかどうかであるということ。
人生も先がどうなるか分からない点など、探検と同じようなもの。
今、どう動くかが大事である。
結局は「信念」のあるなしで勝負を分ける。
少し控えめに
「正しいことを言うときには、少し控えめにするほうがいい」
詩人の吉野弘さんの言葉です。
自分が正しいと信じていると、どうしても相手に対して厳しい、時には人を傷つけてしまうことばを言いがちです。
時には、大事に思っている人にも、(多分、だからこそ)残酷なことも言いがちなのが人間なのだ、と気づいておくことは、とても大切。
というか、反省させられます。
パントマイムで2時間の舞台があります。当然、一言もしゃべらないのに、涙を流す観客もいます。言葉はもっと大事に使うべし。