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信じている、が最強

・大人の「信じている」の一言は、百の叱責よりも重みがある。

・子どもの積極性を奪うタブー語は、「どうせ」と「やっぱり」。

・大人と子どもの「共通の話題」が、子どもの心を開かせる端緒になる。普段から、子どもが何に興味を持っているのか、何が好きなのかを知るために、コミニケーションを良くしておくと良い。

・成績が落ちても、叱っていいのは「努力しなかった」時だけ。逆に、テストの成績が良くても、手放しで褒める必要はない。この場合も、悪い成績を取った時と同じように、「努力をしたか・しなかったか」を基準に「褒める・褒めない」の態度を使い分けた方が良い。

・親が答えられない質問は、一緒に調べれば良い。親が一生懸命に答えを探している姿を見て、子どもは、わからないときはこうして調べるのだと「答えの探し方」を学ぶことができる。

・親の失敗談を例にすれば、子どもが素直に話を聞き入れる。人間が、完全(だと感じる)な人の前では劣等感を覚え、相手に対して心理的な距離をおこうとするが、不完全な人の前では、親近感を覚え、相手に対して心理的距離を縮めるものだ。

・勉強嫌いの子どもの中には、実は勉強そのものが嫌いなのではなく、「勉強しなさい」と叱られたことや、勉強で失敗したことを叱られたりしたことでやる気を失ってしまったと言う子どもがいる。少し厳しい言い方をすれば、大人が勉強嫌いにしてしまったと言っても過言ではない。

・褒める時には、本人が気づいていない長所を指摘してあげると、子どもは「自己が拡大された喜び」を感じ、強い自信を持つことがある。

・子どもを叱る時に、過去の例を持ち出して話をすることはタブー。叱られること自体が愉快なものではないので、間違いなく反抗的な態度を取るようになる。子どもにしてみれば、信頼している親に裏切られた気持ちにもなるのだ。挙げ句の果てに、「どうせ反省したって、いつまでも同じことを言われるんだ」と自虐的になることさえある。

slice of loaf bread with dog face
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