・天命だと思えば気が楽。うまくいくのが当たり前だと思わず、ほとんどのことはうまくいかないと考え、うまくいったらラッキー。しかし、人生は徹底的に努力しないと天は味方しない。(北尾吉孝 SRIホールディングスCEO)
・勝利の女神は、お通夜の晩みたいな顔をしたやつのところでは絶対微笑まないだろう。(堀威夫 ホリプロファウンダー最高顧問)
・百の理屈を言うより、ひとつ相手の身になってみる。そうすれば心は通じ合う。(森稔 森ビル社長)
・一番大切なのは戦い抜く意志。本当に正しければいずれルール(規制)が変わる。(澤田秀雄 エイチ・アイ・エス会長)
・まず自分ができると信じること。考えるより思ったことをやってみる。できなかったら変えてみればいい。それを続けること。(高田明 ジャパネットたかた代表取締役)
・ここは負けていい、というところを決めろ。その上で、他社(他人)が容易に追いつけない部分を取り込め。(坂根正弘 コマツ社長)
・一番大切なのは、社員(子供)にチャンスをあげること。(松浦元男 樹研工業社長)
・社長(子供)の資質に対して諦めていないから、同じことを繰り返し言い続ける(後藤卓也 花王取締役会長)
・工場(勉強部屋)をきれいにすれば社員(子供)はプライドを取り戻す。人間の心栄えが違ってくる。当然、それは仕事に表れる。(岡本太一 鍋屋バイテック会社会長)
・大いに悩め。最終的に答えを見つけるのは、自分しかいない。(知識賢治 カネボウ化粧品社長)
・勝つまでやるから必ず勝つぞ(安部修仁 吉野家ホールディングス社長)
・フォーカスは常にひいて見ないとダメ。(小仲正久 日本香堂会長)
・個人のリスクコントロールは勉強。勉強してリスクをとって、はじめてリターンを得られると考えたほうがいい。(藤巻健史 フジマキ・ジャパン社長)
【参考・カンブリア宮殿】
ジェット・コースターと観覧車
・母親はジェットコースター、父親は観覧車の役割分担がよい。
多くの遊園地でジェットコースターだけでなく観覧車が併設されているのは、絶叫マシンだけだと飽き、心身ともに疲れてしまうからだと分析している。
・医療の分野ではセカンドオピニオン(主治医とは別の医師の意見)が大切だとされるが、受験でも、母親とは別の視点を持った父親の意見が重要なポイントとなる。
実社会で激しい競争にさらされている父親であれば、「東大を出た人が必ずしも成功するとは限らない」「社会に出ると、学歴よりももっと大事なものがある」といった現実を直視できているため、日々、目先のころに追われている子どもにとっては大きなプラスになる。