正直なること
キリスト教思想家・文学者の内村鑑三は、「人生のたいていの問題は武士道をもって解決する」と述べています。
正直なること、
高潔なること、
寛大なること、
約束を守ること、
借金せざること、
逃げる敵を追わざること、
人の窮境に陥るをみて喜ばざること。
明治時代にして、国境を越えたグローバルな精神です。
1940年、リトアニアの日本領事館。
ポーランドから日本へのビザを求めて詰めかけた大勢のユダヤ難民に対し、領事代理の杉原千畝(すぎはらちうね)は、本国の指示に従わず、自らの良心に従ってビザを発行しました。その作業は、退去命令期限のぎりぎりまで続けられたとして有名であり、映画や多数の書籍にもなりました。しかし、杉原が与えることができたのは、滞在が10日間ほどの日本通過ビザでしかありませんでした。その後の6,000人あまりの難民を助けたのが、小辻節三(こつじせつぞう)。神奈川県、鎌倉にも住んでいた方でした。
この2名。
まさに、武士道精神。
アリストテレス
「自分だけが頑張っている・・・」
「周りは分かってくれない・・・」
「なんか最近うまくいかない・・」
と感じる時は、
アリストテレスも同じだったのです。