はっきりした原因があるわけではないけれど、なぜかテストになると実力を出し切れない生徒がいます。逆に、普段はそれほどでもないけれど、テストでは予想以上の成績を上げる生徒がいます。
この両者を比較してみると、実力を出し切れないタイプは、
・完璧主義でミスを許さない
・物事に対して細かい
・いつもまわりの目を意識している
・ものの見方、考え方が近視眼的(目先のことばかりにとらわれている)
・志望校(目標)に夢やロマンがない。
という場合が多いようです。
学校で行われるテストならまだしも合否がかかった入試の場合、
自分は本番に弱いタイプだからなんて言ってはいられません。
何が何でも合格を勝ち取らなくてはならないのです。
本番で実力を発揮するためには、以下のような心がけを持つ続けることが
大切です。
・完璧な人間はいない。多少のミスは人間であれば当たり前だ。
ミスを注意することは大事だが、必要以上に恐れるな。
・物事を細かく考えすぎても、なかなか思ったとおりにはいかないものだ。
もう少し考え方にゆとりを持ち、器の大きい人間になれ。
・自分が気にするほど他人は自分に注目していない。人の目を気にするな。
多少の失敗で人格に傷はつかない。
・目の前のことばかり気にしていては大きくなれない。
自分の一生が終わるのは、まだ数十年も先のことだ。
そのとき満足できる生き方ができればいい。
・目標は高いから目標といえる。すぐに手が届くようなものは目標ではない。
大きな目標を持てば、達成できるレベルも高くなる。
実力を十分発揮できないという人は、このような意識を持たずにテストに
臨んでいたのではないですか?もっと自分に自信を持ち、自分が合格しないで
誰が合格するか、くらいの気持ちで受験してください。
「前向きな気持ちが、合格へとつながる」