「つらいのは今だけだ。みんな同じ思いをしているのだ。スマイル、スマイル」
「終わったことは忘れよう。それより明日!明日!」
「やることは全てやっているから、大丈夫だ」
「娘を信じて、家族全員で乗り切ろう」(家族会議で決定)
「たまにはレストランでもいこう」
「こんなにがんばってきたのよ。あなたが受からなくて誰が受かるの!」
「不安なのは、受験生はみんな同じよ。精一杯取り組めばいい結果が出るよ」
「ずっと頑張ってこれたことが、一番大切だ」
「入れる学校でいい。その学校でいかに頑張るかが大事だ」
「A校を目標に頑張ってきたのでしょ。だったら迷わない!」
「これ以上悪くはならない。もう怖いものはない」
ちなみにワースト1は「こんなこともわからないの!」だそうです。
『1番たいへんなのは子どもたちである』
という大前提からの言葉は、全部正解だと思います。
原因がわかると元気になれる
人間は、何か「原因」を特定しないと不安な生き物です。
とくに嫌なことに合ったときは、必ずその原因を突き止めて安心しようとします。たとえが、原因がわからずにずっと待っている渋滞はつらいもの。でもこれが、「2キロ先で事故」などと原因が特定できると、ちょっと気分が変わります。
だから、悩みがあるときは、その問題が発生した「原因」を分析すると解決の糸口が見つかります。
ただ、うまくいったときは自分が原因、失敗したらまわりが原因、と人間はしがちなものだということを忘れないことです。
ものを大切にする子は伸びる
フィンランドでは教科書は古いものを使いまわしするそうです。少ない教育予算のなかでのやりくりの秘訣だということ。「この教科書は来年も使います。きれいに使ってくださいね」と初めに言っておけば、子どもはきれいに使ってくれるということです。自分が使った後に誰かほかの子どもの手に渡ると知ると、とても大事に使ってくれるのです。
ものを大切にすることも同時に学べる良い仕組みです。
勉強机のまわりにある教材は「元気」でしょうか?