母なる星
特に、アメリカ・ソビエト連邦の冷戦時代に、宇宙飛行士たちが残した言葉は胸に刺さります。
『最初の1日か2日は、みんなが自分の国を指していた。3日目、4日目は、それぞれ自分の大陸を指さした。5日目には私たちの念頭には、たった1つの地球しかなかった』
『明るい鮮やかな色合いに満ちた地球と、無限に広がる闇。その鮮やかな対比を見ているうちに、突然悟った。生けとし生けるものはすべて、この地球という母なる星と切っても切れない関係にある』
『一口に宇宙飛行士といっても、さまざまである。しかしお互いに、重要な一つの点で一致している。地球の住人であるという強い連帯感。私たちが住んでいるたった一つの星を守らねばならない、という責任感。それさえあれば、どんな苦境、意見の相違、障がいも克服できる。宇宙飛行士達はそう信じている』
『サハラ砂漠の砂嵐で巻き上げられたオレンジ色の雲が、気流でフィリピン上空まで運ばれ、雨で地上に降っていくのを見た。そのとき、私たち地球人はみんな同じ船で旅をしているのがわかった』
最後です。国境をこのように表現した感性が素晴らしい。
『宇宙から眺めた地球は、たとえようがなく美しかった。国境の<傷跡>などは、どこにも見当たらなかった』
漫画「宇宙兄弟」のセリフより
「グーみたいな奴がいて、チョキみたいな奴もいて、パーみたいな奴もいる。
誰が一番強いか答えを知っている奴はいるか?」