好き、嫌い
中学入試で頻出の稲垣栄洋さんの著書に「面白くて眠れなくなる植物学」(PHP研究所)があります。
『花占いというのは、花びらを1枚ずつ取りながら「スキ」「キライ」「スキ」「キライ」と数えていくのです。そして、最後の1枚で片思いの異性が、あなたのことを想っているかどうかを占うのです。
このコスモスは、花びらの枚数が8枚です。そのため、何度やっても「キライ」の花びらが残ってしまうのです。もし、コスモスで花占いをするときは「キライ」から始めれば大丈夫です』
上記を参考にして、「合格する」「合格しない」をされてみてはどうでしょうか?特に、その学校の校花であれば、効果抜群です。
コスモス8枚
マリーゴールド13枚
マーガレット21枚
ちょっと枚数が多すぎますので、失敗してしまう可能性もありますが、
デージー34枚
ガーベラ55枚
ちなみに、1、1、2、3、5、8、13、21、34、55
という数字は、算数で習う、フィボナッチ数列(前の2つの数字を足した数)。
<天には星がなければならない。大地には花がなければならない。そして、人間には愛がなければならない ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテの言葉>
パシフィコ横浜にて
10年以上前になりましすが、パシフィコ横浜で瀬戸内寂聴さんの話を聞く機会がありました。
「不便ということは、不便なだけじゃないんです。昔の人は忍耐強いとかいうけれども、忍耐づよくなければ生きていけなかったのです。今は便利だから、あまり忍耐しないでもいい。では、そのぶん人間が成長したかというと、そうではないような気がする。体を使わなくなったぶん頭を使っているかというと、そうは思えません。体を使わなくなったぶん、頭も鈍っている。刺激されなくなったからでしょうか。」
「震災でどうかなったら、そこへ物を送ったり、助けに行くことをボランティアというでしょう。昔はそういう言葉がなくても良かったんです。困っている人が目の前にいたら助けるのはあたりまえなのに、それが今はなくなってしまった。何かを「してあげている」というような意識があるような気がします。」
「今の世の中の一番悪いのは、自分さえよければいいという考えが当たり前になったことだと思います。」
「たとえば人が集まった場所で、自分が嫌な顔をしていたらみんな不愉快になるじゃないですか。協調性がない人はそうだと思うんです。他の人を不愉快にするくらいなら、すっとどけばいいだけなんです。」
「つねに現実は、今の若い人たちが将来を背負うんです。だから、若い人たちが大切なんですよ。そういう若い人たちが、今の風潮に流されずに、まわりの人の幸せを考えて生きていってくれれば、世の中はかならず変わると思います。」
「不条理があるから、我々はそれを解明しようと思って勉強するのであり、芸術が生まれるんです。小説が書かれ、ゲルニカのような絵が描かれるんです。不条理のない世界というのはのっぺらぼうで、そんな世界は退屈じゃないですか。」