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中学受験国語専門塾です

子どもたちの未来

昭和生まれの私の想像もつかない未来を子供達は生きていきます。どんな未来で子供達は生きていくのか、そのためにどんな学びが必要なのか?は勉強しておいてあげたいと思います。(もちろん、合格が第一なのは中学受験塾の使命です)

リスキリング

リスキリング大全(東洋経済新報社・清水久三子)という書籍を読みました。前書きが秀逸です、要点を自分なりに解釈しました。

①産業構造の変化としては、DX(デジタルトランスフォーメーション)とG X(グリーントランスフォーメーション)の二つ。

②2021年2月26日日経リスキングサミットで首相が自ら登壇

目指しているものは、1雇用の維持、2成長分野への人材の移動。理由は、終身雇用や年功序列といった日本型雇用システムが、労働市場の硬直化を招き、生産性の低下に繋がっている。

メンタルブロック

「そんなことは自分には無理だろう」「できるわけがない」というメンタルブロックを外すための事例収集は必要。例えば、陸上スポーツなどで、それまではなかなか破られなかった100メートル走10秒の壁を破る記録を誰かが出すと、次々とそれを破る選手が出てくるように、他の人の例を見ると「自分にもできるかも知れない」というようにブロックが外れやすくなる。何かにチャレンジするときに、漠然と情報を収集するのではなく、メンタルブロックを外すためなども目的を持ったやり方は有効、また、有益となる情報を持っていたり、経験値が高い人を見つけようと意識することも重要。

学びの意義

若い人の言葉に、「○○に詰んだ」という表現がある。それはなす術がない、つまり選択肢がない状態のことを指す。選択肢がある人は状況が変化したり、予想外の展開になった場合でも心に余裕があり、詰むことはない。学びは選択肢を増やすための重要な手段である。さらに、新しい知識を吸収し、深く学ぼうとするほど、人間関係やネットワークが自然と広がって行く。人との繋がりが増えれば、新たな知見を得て、これまでにない発想やアイデアが生まれやすくもなる。そして、仕事上のメリットに留まらず、人生が豊かになることは想像に難くない。このように、学びは最大の投資だが、学んで損することはまずないのだ。

photography of flowing plunge waterfall
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