字を「キレイに書きなさい」ではなく、「丁寧に書きなさい」という言い方の方が指導が通る時がある。丁寧さの欠如は、採点者に読んでもらおうという気持ち、つまり受かりたいと思う気持ちの欠如でもあると生徒に説明をしてみる。また、謙虚にアドバイスを受け入れられない姿勢では、解法をいくら教えても自分なりの楽な解き方を選びがちなので成績が上がらないとも話をしてみる。
そんなに簡単に悪癖が治らないかも知れないが、入試が近づいたり、精神的に成長することによって改善することも多いので、指導者側が諦めないで言い続けることも重要。
