こう考えると良いかもシリーズ。
赤ちゃんの時には、何かをしたからではなく、ただ「存在」している事が親としての喜びでした。しかし、年齢が上がるにつれて周りの子供たちや過去の(しかも美化した)自分の子供時代と比較しながら、理想像を頭の中に描いてしまいます。たとえば親の言うことには一切口答えをしない従順な子供を考えてしまいます。その思考パターンでは、現実の目の前にいる子供は、その理想から引き算することになります。完璧な子供なんてどこにもいないのに、です。
まずはそのような理想を頭の中から追い出す事がスタートです。理想の子供を基準にして現実の子供をそこから引き算で見るのではなく、ただ生きていると言う状態を基準にしてみれば、存在そのものがすでに喜びですし、ほんの少しの頑張りでもプラスに見ることができるのではないでしょうか?
褒め方のポイント
①すぐに褒める
褒め言葉には賞味期限がある。行動心理学では、60秒以内に褒めるのが効果的だとされている。60秒たつと、褒めるチャンスが腐ってしまうと考える。
②親子の場合は、身体接触とセットにする
・頭を撫でる
・握手する
・ハイタッチする
・肩をポンと叩く
③驚いてみせる
※語尾に小さい「っ」を入れると良い
・すごっ!
・よく知ってるねっ!
・はやっ!
④誰も気づいていないところを褒める
⑤人から聞いた褒め言葉を、本人に伝える
⑥感謝の気持ちを伝える
例)飲食店のトイレ
×「絶対に汚さないでください」
○「いつもきれいにご使用いただきまして、ありがとうございます」
⑦ 尊敬の念を抱いていることを伝える
・努力の天才じゃない。
・こんなことができる12歳は、なかなかいないよ。
・お母さんが子供の頃は、こんなことできなかったよ。
⑧キャッチフレーズをつけてあげる
・計算問題のプロ
・記述マスター
・選択肢の神