谷川俊太郎さんの「家族」という詩をご紹介します。
「家族」
笑いあった 言いあった 黙りこくった 手を出した
どんなときも断ち切れない気持ち
遠く離れても通じている気持ち
絆は網の目のように私たちをむすぶ
安全ネットのように私たちを受け止める
マザーグース
頑張っている子ども(人)に接するときは、上から目線ではなく、併走するイメージのほうが大切だと思います。
『私が子どもであった時
ほんの少しの知恵をもっていた
だいぶ以前のことであるが
まだそれ以上もっていない
それにいつまでたったとて
死ぬまでもちはしないだろう
長く生きれば生きるだけ
私はだんだん馬鹿になる』
(マザーグース)
古代から「知恵」がつきすぎることの危険性がうたわれてきました。
サクラ
ある番組で高齢者の方から「昔の桜と違って、ピンクの色が薄くなったのではないか?」という質問があったそうです。専門家が答えたのは、「色は数十年ぐらいで変わるものではない。昔と比べて、色の強い看板やライトが増えたため、何となく薄くなった感じがするのが原因」という内容でした。
中学受験の世界も、頑張り続けている子どもたちの中にいるということを忘れずに。
春に満開の桜を咲かすために。