『方程式を解くように東大に合格する方法はない。むしろ、どたばたと大変なことになる。でも、だからいいのだ。困難や目標があるから、家族は結束できる。東大に限らず、きっとどの家庭だって、子育てにのた打ち回るような苦しみを味わいながら、目標を目指しているにちがいない。その点では東大受験は、甲子園を目指す球児の家庭とそれほど変わらない。重要なのは、そののたうち回るような苦しさも、楽しく思えるかどうかである。』
『昔、稲刈りは家族総出だった。農耕民族の日本人は、もともと家族が助け合うことに幸福を感じるように遺伝子が組み込まれているように思う。だが、現代は稲刈りをしない。すると、家族はバラバラになってしまう。そこであえて受験というものを持ち出し、家族の絆を確かめあっているようなところがある。東京に住む日本人が受験に走るのは、そういうことではないかと最近思うようになった。だから、それはいいのだが、方法を間違えてはいけませんよというのが私の思いだ。』
鉛筆の持ち方
時に「エンピツの持ち方指導」を行います。テニスではラケットの持ち方がまずは大事なのと同じく、まずは基本からです。「箸の持ち方~人間の勝ちはどこで決まるのか~(フォレスト出版)」という本には、日本人としての箸のもちかたの重要性が書いてあります。
『お見合いで相手のどこを見るのかといったら、立ち振る舞い。だからお見合いでは食事をする。顔の良し悪しなら、ある程度は写真でチェックできる。頭の良し悪しだったら、ある程度は学歴でわかる。口の利き方なら電話でもいい。だからお見合いの最大のポイントは、箸の持ち方。インターネットで、「箸」「お見合い」というワードで検索してみると、相手の箸づかいを見て婚約を断ったとか、げんなりしたといった話がたくさん出てくる。』
正しい習慣をつけるなら、小さいうちが最強。
相手より自分
『相手に期待すると
不満となり
環境に期待すると
不安となる
自分に期待すると
出番となる!』
ドラマ
中学受験は、12歳の子供が受ける入試です。
人生を分かりやすいように80年とします。その人生を80分ドラマだと置き換えると、
まだドラマが始まってから12分です。まだまだこれからであるのは間違いなし。
痛み止め
なぐさめは痛み止め。根本的な治療にはならない。
痛み止めの後は、ちゃんと治療を。
甘いと優しいの線引きをキチンとできないと、なかなか子供は伸びていきません。
※でも、まずは痛み止め(相手の気持ちを分かる)から入るのは大切です。
父と娘
分娩室から出たら父がいた
「よくがんばったね」頭をぐしゃぐしゃになでてくれた
いつぶりだろう母親になった直後 娘になった