塾では、入試問題に文句を言う生徒は絶対に成績は伸びないと伝えている。問題が解けないプレッシャーで「制限時間が短い」「問題数が多すぎる」「問題文が長くて何を答えていいか分からない」などの愚痴を言う生徒は、結局は解けるようにはならない。入試問題は「山の頂上」のようなもので、学校側が「ここまで登って欲しい=登れた生徒を合格させるよ」と示してくれている指標のようなものだと私は思っている。文句を言うことで、山が低くなるんだったら言えばいい、でも低くなるはずはない。だったら文句を言う暇があるのだったら、地道に登り続けるか、それが難しければ別のルートを探すしかない。
