忙しいをやめる

自律神経研究の第一人者、順天堂大学教授の小林弘幸さんのお話です。受験生、またそのご家庭は時間に追われる生活ではないかと思いますので、少しでもご参考になれば。

□実は「時間がなくて休めない」と言っている人たちは、精神的に自分で自分を追い詰めているのではないでしょうか。会社や社会を相手に悪戦苦闘しているようでいて、本当は一人でぐるぐる苦境に入り込んでいるだけではないでしょうか。

□まず最初に、過去１週間分の自分の生活を振りかえってみるとよいでしょう。一週間にやったことを、全部、時系列で書きだしてみましょう。作業が終わったら、じっくり眺めて検証をします。「本当にそれはやる必要があったのか？やって得るものがあったのか？」この問いに少しでも「？」が付くようなら、マーカーでチェックしていくとよいでしょう。マーカーの色がたくさんついているなら、あなたの生活は、劇的に変えられるということです。