思い通りにならないことは人生にたくさんあります。
悩むのはよし。
落ち込むのもしょうがない。
泣く事も明日につながる。
でも、自分のことを、かわいそうがっているうちは、人生は前にすすまない。
と、思いませんか?
辛いという字はもう少しで幸せになれそうな字である
屋久島に行ったことがります。
樹齢数千年の縄文杉で有名ですが、屋久島は雨はたくさん降るものの、基本的に土は岩盤が多く豊かな土に恵まれているところではありません。
そんなところだからこそ、杉の木は根っこを「広く、深く」広げていって大きな木になるということです。(また、倒れた周りの木が栄養分になってくれるのです。)
「辛いという字は、もう少しで幸せになれそうな字である」という言葉もあります。
苦労は成功へと近づいている証拠です。
和して、唱えず
中国(衛)の国に、哀駘它(あいたいだ)というカッコ悪い男がいました。
でも、たくさんの友だちがいて、誰もが彼はいい人だ、あんなに気持ちの良い人はいないといっています。また村の娘たちは、誰もが彼と結婚したいと声をそろえていう始末。
彼の魅力が何だったかと言うと・・。
お金持ちでもない。権力もない。
地位もない。もちろん、カッコいいわけでもない。
ただ一つ。
彼は、何を言われても「ハイ」と元気よく答えられたと言うことです。
なぜ、「ハイ」と答えられたかというと、すべての人に対して寛容(心が広かった)からでしょう。
故事成語では、「和して、唱えず」といいます。