優等生は成績が良いのが当たり前だと思われているので、少し成績が下がっただけでダメ出しをされることがある。同じことが、出来のよい会社のスタッフや主婦(主夫)にも起こることがある。日々の成果が当たり前だと思われて、労いも感謝も、褒めてもらうこともない(少ない)。結果として、こんなに頑張って結果を出しているのに評価されないなんて、もうどうしたらいいかわからないと言う気持ちになる。マイナス志向の時期と重なると、自分なんか存在する価値はあるのだろうか?と言うと頃まで行きつくことがあるので注意。
優等生だから、自己肯定感が高いわけじゃない。
優等生の苦悩は、昨年対談をさせていただいた武内昌美さんの小説「悲母」(小学館文庫)の主人公の姿として描かれている。
