オーストリアの思想家イヴァン・イリイチは、著書「脱学校の社会」で『学校は落ちこぼれを作る装置』だと述べています。テスト(入試や塾の模試は勿論)は、仕組み上、全員が満点を取れるものであっては意味がありません。だとすれば、どんなテストも必然的に「できない人」を作り出すことになります。
現実世界には、正解がひとつの問題なんてほとんどありません。そういう意味でテストの点数は、あくまで『特殊なルールのもとでの評価』に過ぎません。
上記のことを、常に忘れないようにしておきたいと思います。勉強は得意だけど友達がいない、勉強はそこそこだけど皆んなから慕われている、どちらが良いと言うことではなく「比べるものではない」が正解ではないでしょうか?


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