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中学受験国語専門塾です

我慢を教える

・受験勉強は、何かを我慢することも必要になります。そんなとき「お前はこれぐらいのことに耐えなくてはダメだ」と言われるのと、「お前だったらこれくらいのこと難なく耐えられるだろう。偉いよ」と言われるのとでは、同じ我慢をするにしても格段の気分の違いがあるでしょう。そして少しでも我慢し、耐えることができたら、「さすがだ。偉かった。立派だったよ」と名誉を与えることで、子供たちは我慢を我慢と思わず、喜んで耐えることを覚えていくに違いないのです。

・「あなたならできるわよ」の「なら」は非常に大事な2文字です。

・「よそはよそ」「うちはうち」と「我が家のルール」を厳守させることは重要です。こういう意識は、とりもなおさず、他人は他人、自分は自分と言う自律心や、横並び意識に染まることなく、世の中にはさまざまな人がいると言う視野の広さを育てることにつながります。

・我慢ばかりしているのが辛いのは大人も子どもも同じです。時には、子供にも、お父さんの「一杯やる日」のようなガス抜き日は必要です。

・兄弟喧嘩は、それぞれの言い分を聞くことが第一です。子供は、自分の話を聞いてもらえただけで、いったんは気持ちが収まるものです。また、話しているうちに、「こういうことをした自分の方が悪かった」「弟はまだ小さいのだから、これぐらい我慢してやっても良いか」と、自分で反省することもあります。親は、「裁き役」ではありません。あくまでも、耳を傾けるだけにとどめ、子供自身が状況を客観的に振り返り、自分で「我慢しよう」と思ったり、反省したりする方向い持っていくことが大切です。

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