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戦う君の歌を

背中

紋付というのは家紋が5つついています。胸に2つ、袖の後ろに2つ、大きな紋が背中に一つ。つまり家紋は3対2の比率で「後ろから見られるもの」なのです。家紋は、背中に背負う家格の象徴です。気安く触られたり泥をつけられてはならない。非常にたいせつなものを背中の真ん中に背負っていたわけです。人間が身につけている一番大切なものは、「自分では見ることができず、他人から見られるだけの部位」に貼り付けられていたのです。武士が歩いているとき、その意識は「背中」にあったということです。 

自分の背中は、子どもたちの目標になっているのだろうか?

負けないで

よくない模擬試験の場合は、その結果を引きずりすぎないというのも大切です。
とくに慎重派の生徒やご家庭の場合は、入試前には机の近くの壁に「今まで一番良かった回の模擬試験を貼っておいてください」というアドバイスをしたこともあります。総合問題の場合は、出題範囲が微妙にかぶるので、回ごとの上下が今までより大きくなりがちです。

さらに、志望校が固まって、過去問演習もすすんでくると、受験する学校には、「長文の記述は出題されない」「算数は基本問題が中心」「制限時間にはゆとりがある」などの条件も見えてくると思います。最近の中学入試では、前年から大きく出題傾向を変える学校は少なくなりましたし、もし変更する場合では説明会での発表があったりします。つまり、模擬試験の傾向と自分の受ける学校の出題を見比べると、ここは出来なければダメとか、ここは出来なくても大丈夫とかが見えてくるはずです。

ですから、合計点で出されている偏差値にあまりにも神経質になりすぎて、志望校を変えなくては?と心が揺れるよりは、1問でもできる問題を多くしようというふうに、気持ちを切り替えたほうが、合格に近づくこと間違いなしです。

もう少し!!

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