「樫の木と葦」
すぐに凹んで弱音を吐くことも大事です。高層ビルも免震構造というものを採用しています。揺れをビル全体が揺れることによって、その衝撃を逃してしまう構造です。弱音を吐かずに立ち向かうという姿勢はかっこういいかもしれませんが、心の深いところで金属疲労を起こして、根こそぎ倒れてしまうことのないようにしなくてはなりません。
幼い子供は悲しいことがあると大泣きしますが、泣いた後は意外にケロッとしています。おそらく泣くことでショックのかなりを逃すことに成功しているのだと思います。さすがに大人は大泣きするわけにはいきませんが、愚痴や弱音を吐くくらいはいいでしょう。ここで大事なことは、そういうことを言える友人や家族を持っていることです。愚痴や泣き言を漏らすというのは、ある意味で自分の弱さを曝け出すことです。それは心を許した相手でないとなかなかできないものです。そんな心を許せる相手がいりり人生こそが、幸せです。
面白い
ジェットコースターと同じように、山あり谷ありの人生だからこそ、面白い。その渦中では、面白いなんて言えないと思いますが、ある時期にそう思える人生でありたい。