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中学受験国語専門塾です

教育と農業

私は保護者会で、子育てと稲作の共通点を話すことがあります。

・はやく伸ばせそうと思って、引っ張ったら千切れてしまう。
・肥料も適量があって、あげればあげるほど成長するものでもない。
・植物によって、花の咲く時期はまちまち。
・基本的に時期を「待つ」ことも重要。

また種から、芽を出し、葉が出て、花が咲き、種をつくるという風に劇的に変化があるのも、子どもの成長とかぶる部分があります。

高校生だとしても

『ひと月頑張れるということは実はすごいことで、ひと月頑張れる人は1年頑張れる。1年頑張れる人は、それを積み重ねて10年頑張れる。10年頑張れる人は結局、一生頑張れる。』

『まず「積極的受験」について説明します。これは受験の段階で、大学やその先ですでにやりたいことがある場合です。一番わかりやすいのは医者。医者になりたいとなると、これは大学の医学部を卒業しないといけない。あるいは弁護士になりたいとか。一方で「消極的受験」というのは、高校生にとって見える世界というのはまだすごく狭いわけです。僕自身も大学に入ってわかったことがたくさんあります。それに、社会に出てさらに「世の中はこんなふうだったんだ」とわかることも多かった。だったら、まず世界を広げてみるために大学に行ってみる。そのための受験を「消極的受験」と考えています。僕は、このどちらでもいいと考えています。』「受験必要論~人生の基礎は受験で作りえる~」(「受験必要論~人生の基礎は受験で作りえる~」集英社・林修著)

特に中学受験組で、「将来のことまで見通して、志望校をうちの子は決められないんですよ」というご相談を受けることがありますが、余り過度な期待を子どもにかけすぎないように気をつけていきたいものです。

green plant lot close up photography
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