「博士の愛した数式」(小川洋子)という小説の中で、「220」と「284」という数字が『友愛数』であるということが書いてあります。
「220の約数の和が284。284の約数の和が220。
フェルマーやデカルトという有名な学者でも、一生のうちに1組しか見つけられなかった組み合わせなんだ。」というセリフがあります。
現在では550組発見されていますが、無限にあるかどうかなど、スーパーコンピューターでも証明できていないということです。
同じ本の中には「素数(1と自分自身以外では割り切れない)」についての、記述もありますが、3と5のように2個差だったり、7と11のように4個さだったり、100万個連続しても素数が出てこない場合もあります。この素数の表れる法則を示す公式もいまだに見つかっていません。