春の時期となりましたので、子どものやる気をチェックする方法を紹介します。「文章完成法」とは、文のはじめだけ言葉が書かれており、それに続く言葉を自分で考え、その文章を完成させる方法です。具体的な例を示します。
①テストの前、私は( )
②人と争ったとき、私は( )
③私がやりたいことは( )
④できないことがあるときは( )
⑤失敗したときは( )
子どもは( )のなかに、自分が思うことを記入します。5問終わったら、どのくらいやる気の連想をしているかで採点をします。例えば、①「逃げたくなる」「不安で眠れない」などは0点。「頑張って勉強する」などプラスのイメージは1点。②「負けても仕方がないと思う」などは0点。「相手より努力する」は1点という風にカウントします。
「先生のためのコーチングハンドブック」(神谷和宏著・明治図書)によれば、2点以下だと、もう一度最初に戻って、何度もやり直したほうが良いと書かれています。やる気を、イメージトレーニングさせるということです。ご参考になれば。
塙保己一
小学生でも、伝記などを読む機会が多いヘレン・ケラーが目標とした人物は、意外なことに日本人です。彼女は、1937年に来日した際の講演で、次のように語っています、
「私が幼い時のことですが、母は私に『塙保己一先生はあなたの人生の目標になる方ですよ』とよく話してくれたものです。日本には幼くして目がまったく見えなくなってしまったのに、努力して立派な学者になった塙先生という方がいたと教えられました。それを聞いて、私は励まされて、一生懸命勉強しました」
塙保己一は、7歳で失明した後、10歳で学問を志したと言われています。以後41年にわたり心血を注ぎ、『群書類従』という本が完成したのは74歳でした。学問をしたい、という気持ちの強さを少しでも学びたい。
