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中学受験国語専門塾です

春期講座と過去問

過去問を早い時期からやらせない塾もあります。稀に同じ問題が出ないからやっても無駄だという人もいます。私は、習っていない単元が無くなった時点で1回は過去問をやることをお勧めしています。国語に限って言えば習っていない単元という概念が薄いために、精神的な成熟度を求められない問題であれば、早い時期にやることの弊害を感じません。

ある程度「自分は今、何点くらい取れるのか」という具体的な数字が見えることにより、「志望校に合格するにはあと何点必要なのか?」ということが計算できるようになります。「目標=理想」と「現状」とのギャップを知ることで、どこに力を入れるべきか、どのくらい頑張るべきかを把握することができます。もちろん、生徒任せにすると判断がまちまちになりますので、講師主導でやる必要があります。

これが、うちの塾で講習中に過去問を扱う理由です。保護者同席で行うことにより、ギャップを共有できることも大きいと思います。

メンタル

中学受験はメンタルの占める要素が思っているより大きいものです。人間は「先が見えないこと」に関して不安になる生き物です。「このままの勉強を続けて、受験に間に合うのだろうか?」と思っている状態で勉強(努力)するのは辛いものです。だからこそ、ある程度の道筋が必要なのです。

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