「義務教育」という言葉がありますが、日本国憲法では「~その保護する子女に普通教育を受けさせる義務がある。~」と、子どもが勉強する義務ではなく、親が子どもに教育を受けさせる義務があると明記してあります。
どうして親に義務があるかというと、産業革命以来、子どもは労働力として親が消耗品に近い扱いをしていたからです。イギリスでは、夜中の2時~4時ごろに、9歳から10歳の子どもが汚いベッドから叩きおこされて、夜中の10時~12時まで働かされている子どもの様子が、当時の新聞に掲載されたりしています。
学校の機能が、何よりもまず「労働から子どもを守る」ことにあったのです。
塾や習い事をやらされているではなく、やらせてもらっている(だから、家族に感謝)というとことは、授業の中でも伝えていかなくてはと思っています。
知らな〜いではなく、まずは考える
中学入試は、暗記だけではなし。
第一問
「古代のエジプト人が「月」の象徴とした動物はなんでしょう?」
答えは「ネコ」。理由は、ネコの瞳の収縮拡が、ちょうど月の満ち潮に似ているからです。
※ちなみに私の家もネコを飼っていますが、名前は「リリィ」と言います。
第二問
「英語でやっかいもののことを「ホワイト?」といいますが、何の動物でしょう?」
答えは「エレファント(象)」。理由は、昔、シャムの国王が、気に食わない部下を破産させるために神聖だからという理由で、白い象を与えたから。食事代が大変です。
第三問
「徳川12代将軍の家慶は60歳でなくなりましたが、歯がまったく磨り減らずにピカピカだったといいます。なぜでしょう?」
答えは、将軍さまだから、やわらかくて噛む必要のないものばかりを食べていたからです。