谷川俊太郎さんの『朝』という詩の冒頭です。
毎日に感謝して生きようという元気を「朝」にもらえます。
みんな仲良く、出会いに感謝!!
また朝に来てぼくは生きていた
夜の間の夢をすっかり忘れてぼくは見た
柿の木の裸の枝が風にゆれ
首輪のない犬が日だまりに寝そべっているのを
百年前ぼくはここにいなかった
百年後ぼくはここにいないだろう
あたり前なところのようでいて
地上はきっと思いがけない場所なんだ
贈る言葉
伊集院静さんの「贈る言葉」(集英社)より。
『若木を倒さんばかりの強風の日もある。雨の続く日々にずぶ濡れにもなる。凍てつく寒さもあるし、地震だってある。それでも山を見れば木々は間違いなく少しずつだが成長している。人間の私たちにそれができないわけがない』
『日本は大国なんかじゃない。ちいさな国の、君は小さな存在だ。しかし君の未来は、時間は、可能性は限りなく大きい』
『すぐに手に入るものは砂のようにこぼれる。本物を手にするのは苦しいぞ。苦しい中にこそ、本物はあるんだ』
『何より明るくて、溌剌とした人になろうじゃないか。明るい人って、見ていて気持ちがいいじゃないか』
『世の中にはさまざまな事情で働けない人たちが大勢いる、その人たちの夢を私は聞いたことが有る。「どんな仕事でもいいから働きたい。働いて一人前の人として生きたい。」皆知っているんだ。仕事をする、働くことがどんなに素晴らしいかということを』
受験も同じだと思います。特に中学受験です。
最後にもうひとつ。
『ハガネのような強い精神と、咲く花のようにやさしいこころを持て』