未来を予言する人々

フランスの社会学者、アラン・トゥレーヌは、社会運動の担い手を「未来を予言する人々」としました。彼等の主張は、現在はマイノリィにしか関係がないように思えても、やがて社会の全ての人に関わるような重大な問題にもなりうる。よって彼らは先鋭的に社会問題を提起する「未来を予言する人々」なのだとアランは述べています。

2025年の時点で東京都知事をはじめ、女性知事は不思議なことではありませんが、歴史の授業で学ぶ通り、かつて女性には選挙権はありませんでした。過去の女性たちが声を上げて、権利を獲得してきた歴史があります。それは、世界の国々でも同じです。

今の世の中を嘆いて愚痴をこぼし続けるよりも、世の中は「自分たちが変えられるんだ」という意識でいる方が健全ですし、幸せなことだと思います。生徒たちにも、自分が生きていく世界をよくするためにも、今の学びがあるんだという風に考えていくほうがより高いモチベーションにも繋がると思います。

そして、私も学び続ける人間でありたいと思います。