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正義は勝つ

滝沢馬琴について子供たちに伝えたいこと

代表作の「南総里見八犬伝」は全98巻。執筆から完結までは28年もかかっている。連載が佳境を迎えたのは、馬琴が70代半ばになったとき、その時、馬琴は両目を失明するという危機的な状況に陥る。それでも、小説を完成させねばと妻が口述筆記を申し出た。なんとしても正義が勝つ物語を書き上げたいという執念が、周りを巻き込み、ついに完成にいたった。

馬琴の信念は、「正義は必ず報われるという物語を書く」ということ。現実の世界は理不尽なことだらけで、常に正義は勝つとは限らない。だからこそ、フィクションでは必ず正しいものが勝ち、悪が罰せられる世界を描いたのだ。

私も、「正しく勉強したものが最後には報われる」と信じ、受験指導をしています。

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