・物事を手がけるにあたっては、動機を正しく理解しなければならない。その動機が正しいものであれば、成功や失敗を考えずに行え。
・自分が受けた恩は決して忘れてはならないし、施したと思うのは、決して恩ではないと思え。
・好機に乗るのは良いけれど、早く成功しようとして正しい道にそむくことは戒めるべきである。
・十分のものに十二分の力を入れれば、その仕事は成し遂げられなくても必ずその効果は表れるもので、全力を傾注するだけの価値のないことならば始めるべきではない。
・世の中の流れというものは、うわべだけで判断する馬鹿げたことが多い。あるときは聞き流し、あるときは見捨てることが大事である。
・人の自分を見る目やうわさは気にせずに、まず守るべきものは自分の心である。
・自分の感情のみで、良し悪しを見分けることは、自分を不幸にするもとである。