身体が元気ではないと、思考も不健康になりがちです。
20分早起きして、家族でお散歩というのはどうでしょうか?
いやいや計算練習をやるよりも良いかも知れません。季節は春。
□下半身には体全体の筋肉の約70%が集まっています。歩くときは足の筋肉のほか、同時に腹筋や腰、腕の筋肉も使っています。
□江戸時代、庶民はなんと1日3万歩を歩いていたとされている。江戸時代の飛脚は江戸から京都まで約5日で走りました。
□1日平均9000~1万歩のウォーキングを2週間続けると1キログラムの脂肪を減少させることになります。
□「まったく歩かない人」「1日15分歩く人」「同30分」「同1時間」のグループに分けて行った大規模な研究では、「1日1時間歩く人」が最も長生きしています。
□「足は第二の心臓」と呼ばれ、筋肉を動かすと血液をポンプのように循環させ、血流をスムーズにする効果があります。
□ウォーキングには脳を活性化さます。また、、「うつ病」予防にも効果的といわれています。
□20~30分ウォーキングを続けると快楽ホルモンのβエンドルフィンやセロトニンが分泌され始めるといわれています。一日の始まりが、元気だとその一日は充実歩くことのもう一つの要素です。
□禅には、心を無にして10~20分歩く「歩行禅」があり、脳内の情報が整理される効果が期待できるとしています。
□古代ギリシャの医学の祖ヒポクラテスは「歩くことが最良の薬」という言葉を残したと伝えられています。
□アリストテレスの時代は回廊を歩きながら講義することが哲学者のステータスとなり「逍遥(しょうよう)学派」と呼ばれていました。(これはプラトンがオリーブの樹の下を遊歩しながら講義した習慣を受け継いだものです。さらにプラトンの師ソクラテスも歩いて問答したことで知られ、ギリシャ哲学は「歩く」ことから生まれたともいえるでしょう)
□作曲家のベートーヴェンは散歩好きで知られています。五線譜と筆記用具を携行し、曲が思い浮かぶと歩きながらメモしました。
授業中に、立ち歩くのは「考えているから」ではありませんので、要注意(笑)!!