学習習慣をつけるのはいかに難しいことか。なぜなら「習慣」とは、努力や無理をしているという苦しい感覚がなく、ほぼ自動的に行動できる状態を指すからです。歯を磨くときにやる気を出している人がいないようにです。模試が終わってから、家についたらすぐにやり直すをするーなどという行動が何も考えなくても体が動く状態になること。これが、習慣化のゴールです。
しかし、残念ながら「習慣」になるまでは、つらいけど頑張るしかない期間がどうしても発生します。なぜなら人間がいつもと同じことをする方が楽だから、新しいことをやろうとすると抵抗が生まれるからです。物理法則の「慣性の法則」と同じように、現状維持の力が働くのです。
「うちの子は学習習慣がつかないなあ」とお悩みの方は多いかと思いますが、習慣がつくまでの間に、別の何かのアドバイスをすることで、習慣作りの邪魔をしていることはないでしょうか。「新しいこと」が「いつものこと」になるまでの苦しい期間を乗り切るまでは、つい口を出したくなることもあるでしょうが我慢も必要です。そして、その我慢の後に「習慣」になったら、口を出すことも少なくなるので結局は楽なのでは?


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