元も子もない話の中に真実が潜んでいることがある。「勉強のコツを教えます」もしくは「勉強のコツを教えてください」という言葉がある。またその種の本も売っている。コツは確かに魅力的だ。なぜなら、努力せずに目標に到達できる道のように見えるからだ。しかし、現実の世界は、そんなに甘くはないというのも事実である。
「欲しいものを手に入れようとする時に最も無難な方法は、欲しいものに見合うだけの努力をすることだ。とてもシンプルな考え方だが、これぞ黄金律だ。受け取る立場として欲しいと思うものを、世に差し出すのだ」(チャーリー・マンガー)
「労働時間の半分でも楽しむことができれば御の字だ。どんなものにも嫌な部分がある。最高裁判所の判事になれたとしても、大学教授になれたとしてもだ。そんなときに、こう言えなければならない。これも仕事の一環だ」(Amazonの創業者・ジェフ・ベゾス)
追い求める価値のあるものに、無料で手に入るものなんてない。
塾の無料体験授業。便利だが、結局は無料の人の分の授業料は、入塾後に在籍生として(ステルス的に)負担する形となる。
