古代中国の思想家であり、道教の始祖の一人とされている荘子。
有名な言葉に「無用の用」があります。
ある者が「自分のところに大木はあるが、幹はこぶだらけで小枝は曲がりくねり、使いようがないから大工も切ろうとしない」と愚痴をこぼします。すると荘子は、「君はその木を大きいばかりで役に立たないというが、なぜそのしたい寝そべって、ゆっくりくつろごうとしないのか」と言いました。
「まさかりや斧で若木のうちに切り倒されもせず、何かに危害を加えられる恐れもない。何の役にも立たなくたって、気に病むことなんてまったくないんだよ」
荘子の思想の根底にあるのは、
「人間の常識や分別で物事を区別することの無意味さ」です。人間がお互いを「すぐに役に立つかどうか?結果が出せているか、出せていないか?」で評価し合うことは、職場や家庭を殺伐とさせてしまい、結果としてパフォーマンスを下げてしまうでしょう。
