雑誌の取材で、「あなたは楽観主義ですか?悲観主義ですか?」と質問を受けたことがある。
2007年、マイクロソフト社・ビルゲイツのインタビュー「いつも心配ばかりしていた。多くの社員は私より歳下で子どももいたから。稼げなくなったらどうしよう。自分は彼らの給料を払えるだろうか」。ゲイツはマイクロソフトを立ち上げたその日から、収益がたとえ12ヶ月間、途絶えたとしても、会社が存続できるだけの現金を銀行に入れておくことにこだわった。短いスパンを乗り切るだけの悲観的な見方ができなければ、長期にわたって楽観的な見方ができないと言うことをゲイツは理解していたのだ。
楽観と悲観の混じりあう、ちょうど中間が望ましい。
そして、個人的には楽観の方に軸足を置いた「合理的楽観主義」(悲観を踏まえた上での、楽観)が、上手くいくのではと思う。いずれにせよ、楽観か悲観かを含めて「二者択一」の考え方は現実的ではないのではないか?
🔸受験の場合は、親が悲観的(ネガティブ)に偏りすぎると上手くいくことは少ないと思います。子どもは、そのネガティブオーラを感じて、いつまでも自信が持てないからです。
