リラックスする時のポイントとなるのは、特に「目を休める」ということです。
意識していないと分からないことですが、目から入ってくる情報はものすごく多いため、脳には大きな負担をかかるといいます。
電車の中で静かに目を閉じたりすることも大事です。(寝てしまわないように)。
試験の休み時間の時に、30秒でもいいから目をつぶるのも有効だと思います。
日本の武道では、よく黙想をしますが、これも科学的に理にかなっているんですね。
案ずるより産むが易し
クロスワードパズルやジグソーパズルをやったことがあるでしょうか?
一つの穴を埋めたり、一つのピースをはめると次が分かりやすくなるという共通点が
あります。
問題の解決というのも、簡単な問題を一つクリアすると、その答えがヒントになって、次の簡単な問題が見えてくるものです。
それを繰り返しているうちに、最初は難しく思えていた問題が、案外簡単に解けてしまったりする。
「案ずるより産むが易し」ということわざが正しいのも、一つにはそういう理屈においてです。
算数の解きかたにも共通します。
聖徳太子より
「忿を絶ち、瞋を棄てて、人の違うを怒らざれ」
忿は心がせまくてせわしく怒ること、瞋は目をつりあげて顔を真っ赤にして怒ること。社会生活のギスギス感は、ほとんどが相手を理解しようとする営みの欠如からおこるということを聖徳太子はよく理解していたといえます。
人間はそれぞれ考えがあり、百人いれば百人の違った考え方はあることをよく理解しなさいというこの教え、現代はさらに当てはまります。