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中学受験国語専門塾です

神奈川で男子校を受けるということ

卒塾生Iくんより

入試直前では、基本を欠かさずにやることが大事です。特に算数では慣れが重要で、絶対に大丈夫だと思っていても、本番で調子を出せず、混乱してパニックになってしまうということもあります。僕は三日目の浅野の試験中にそのような状態に陥ってしまいました。もう一つ大事なことは、過去の結果で合格不合格を決めつけないことです。僕は、麻布と聖光学院の過去問に取り組んでいたのですが、二校とも合格最低点に届いたのは2回か3回でした。過去問の点数は模試よりも大事だと思いますが、最難関中だとそれを超すのはなかなか難しいのも現実です。あまり気にしすぎないようにした方が良いと思います。

Iくんの母より

塾での勉強は楽しくやりがいがあったようです。それでも、それはもう色々なことがありました。その度に、先生はご連絡をくださり、丁寧に指導してくださって、なんとか受験を迎えることができました。

こうして迎えた中学受験。まず麻布をチャレンジ受験。翌日は、熱烈志望校の聖光学院の受験です。無事に2日目も終えられ「本人も力を出し尽くした」と言っていたので、受験できたことを喜びました。正直、受験断念をしようと思ったことも何度もあったので、これは一つの中学受験の成果だと多います。しかししかし・・・ここからの合否の現実は厳しかった。

2月3日。聖光学院に息子の番号は無く、辛い気持ちで浅野から出てくる子どもを待ちました。明日の対策のために塾に向かい、教室のドアを開ける直前、主人から麻布の不合格を伝える電話がありました。この日、私は最悪なことばかり考えてしまい、夜は一睡もできませんでした。

2月4日。聖光学院の2次試験の前に、先生のところにエネルギーをもらいにいきました。それまでに高輪中の合格をいただいていたので、泣いても笑っても最後の受験となります。先生に熱く励まされ、固い握手も母である私もしてもらい、その後、試験会場に入っていく息子を見送りました。そして、9時の発表。息子が頑張っている間に、浅野の合格を確認し、私は外にいるにも関わらず、まさかの大泣き。この瞬間に、厄が落ちたようでこの日の夕方に麻布からの追加合格の連絡がありました。

そして、運命の2月5日、時間は9時。またもや息子の番号がありませんでした。しかし、先生からは、「本人は気持ちを切り替えさせてください。しかし、私たちは統一招集日の11日まではお子さんの合格を祈り続けましょう。それが、頑張ったお子さんに対する大人としての最後の役割だと思います」との言葉をいただきました。本当に、その通りだと思いました。

合格発表から、5時間後。

追加合格の電話が本当に鳴りました。息子が夢をかなえた瞬間でした。

うまくいった例ではありますが、紆余曲折、右往左往、試行錯誤、波乱万丈の受験でした。きっと皆さんがそうであろうと思います。読んでいただいた皆様のお子様が良い受験となりますことをお祈りいたします。

analog clock sketch in black surface
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