金子みすずさんの詩より。
『私の髪の』
私の髪の光るのは、
いつも母さま、撫でるから。
私のお鼻の低いのは、
いつも私が鳴らすから。
私のエプロンの白いのは、
いつも母さま、洗うから。
私のお色の黒いのは、
私が煎り豆たべるから。
授業で解説するとしたら
「この詩で気づいたことは?」「主語が連によって違います。」「じゃあ具体的にどう違うの?」「自分の良いところはお母さまのおかげ、自分のダメなところは自分のせいです。」
授業でやったらこんな感じでしょうか?
でも、そんなことはどうでも良し。
「この子はとても良い子!」
「そしてわが子も、さらに良い子!」
「だから合格したら、久しぶりに頭を撫でてあげよう!」