気候の変化に伴う体調不良の根幹は「自律神経の乱れ」といっても過言ではありません。自律神経を整えるコツは、とにかく「規則正しい生活をすること」です。
【朝】 ・起床時にまず太陽の光を浴び、体内時計をリセット。時間がなければ、15秒浴びる程度でも問題ありません。 ・15分ほど早起きし、時間に余裕を持って行動しましょう。気持ちに余裕がないと、副交感神経の働きが低下します。 ・少し熱めのシャワーを浴びて体温を上げると、交感神経が活性化し、体が活動的になります。 ・朝食をしっかり取り、脳の自律神経を活性化させましょう。食べる前にさゆを飲むと、効果が上がります。 ・慌ただしい朝こそ、鏡の前で笑顔になりましょう。また、ゆっくり深呼吸して副交感神経を優位にしてください。
【昼】 ・外出時は視線を上に保つように心掛けてください。胸を張る姿勢が維持され、質の良い呼吸につながります。 ・連続した作業は1時間半までにとどめ、適度に休憩を取りましょう。交感神経が休まります。 ・笑顔でいるとストレスホルモンが減少します。作り笑いでも効果があります。 夕方にストレッチや軽い運動をして、昼間の疲れをリセットしましょう。
【夜】 ・夕食は寝る3時間前までに取り、休養モードに切り替える余裕を持ちましょう。 ・38~39度のぬるめのお湯につかり、1日の疲れを取りましょう。 ・パソコンやスマホの使用を控えめにしてください。
■お勧めの飲み物は牛乳とトマトジュースです。牛乳にはトリプトファンが多く含まれており、セロトニンを増やす効果があります。トマトジュースに含まれるGABA(ガンマ-アミノ酸)は緊張やストレスを緩和する効果があり、セロトニンの働きを助ける効果が期待できます。