人を見て態度を変える
「ジャニーズは努力が9割」(新潮新書・霜田明寛著)を読みました。
重要なのは、人を見て態度を変えないこと。例えば、後にTOKIOのメンバーとなる松岡昌宏さん。オーディション当時11歳の彼は、ふてぶてしいほどにリラックスしていたといいます。しかし、松岡さんは、他の子たちが目の前にいる大人がジャニー喜多川氏だと気づいた瞬間に、姿勢を正したりする中、態度を全く変えませんでした。それを、ジャニー喜多川氏は見逃さなかったのです。
「人を見て、態度を変えるような子は駄目なんです。どこにいても子どもは自然じゃなきゃいけない」
このように、まずはジュニアの選抜の段階で、やる気と人間性をジャッジしているのです。
重要なのは、人を見て態度を変えないこと。
大人こそ難しい。
二軍監督
タレント国分太一さんはこう語っています。「僕はジャニーさんのことを二軍の監督だと。(中略)二軍って若手がいるじゃないですか。基礎だったりとか、精神論とか、そういうものをまず二軍で学び、そして一軍でデビューすると思うんですよ。若い子、ジュニアとかをどうやって世に出すかということに命を懸けていた人だと思うんですよね」ジャニーズは、「凡人をして非凡なことを行わせるように成長させていく組織」なのです。
□「どんな仕事でも、成功は約束されていないけど、成長は絶対に約束されている」
(中居正広)
□「ぼくは『がんばる』って言葉の語源があまり好きじゃないんですよ。『我を張る』ということなので。そうじゃなくて、もっと周りの人たちを信頼しながら、仕事を楽しめる要素を見つけていくことが大事なんじゃないかな」(木村拓哉)
□「思い通りにいくのは超一流の人だけですよ!」(村上信五)
□「常に『未完成』でありたいですね。言葉を替えると未完成だからこそ、明日に向かってチャレンジできる」(堂本光一)
努力
努力していても、それを人に見せない人は、魅力的という恩恵を得られるのではと思います。