窓を開ける

朝、まず窓を開けて空気を入れ替えるようにすることが自然と接する一番簡単な方法。

真夏はむっとした空気が入ってくるし、真冬の早朝には肌を刺すような冷たい空気が流れ込む、でもそれが良いのです。窓を開けることは、ある意味、自然と対話をすることでもあります。空調で整った密閉空間で夏も冬も同じ環境で過ごす現代的な暮らしに慣れてしまえば、心も体も弱くなります。

ある浄土真宗の住職の方が、部屋の掃除は、実は殺生を避けるために行なっている一面もあるのだとおっしゃっていました。食べこぼしや生ごみがあると虫が来ますが、キレイに片付けていれば、そうした虫も殺さずにすむということです。