先日、志望する学校と現在の偏差値の差が30以上も離れた方(小6)から、お問い合わせがあった。「授業で、うちの子の受ける学校の過去問を使ってもらえますか?」集団塾なので個別のご要望を聞けない旨をお伝えし、入塾をお断りした上で「問題を解ける、解けないのではなく、問題文そのものの理解が近々の課題ではないか?」というご説明をした。
問題で正解を出すよりも前に、「文章の精読」ができることが先。入試問題が10000字を超える学校の場合、国語が苦手な(または練習していない)生徒さんの場合は、制限時間内に読みきれないことすらある。時間が足りないので問題から先に読む、等というテクニックで逃げ切れるほど、特に記述メインの学校は甘くない。もし、それで合格点が取れるなら、学校対策のメソッドとして確立しているはずである。
お問い合わせの背景には、「藁をもすがる」というお気持ちもあるかと思うが、残念ながらうちの塾は「藁」ではない。現在通っている方の学習効率を下げてまで、新規の方を優先するような対応をするほど、生徒や保護者の皆様との関係性が薄くもない。
※私の塾では、2年間で「200本以上」の文章の精読を行います。精読→多読のメリットは入試本番の時に大きなメリットになります。
