給与を上げれば部下はやる気を出すか。
会社の経営者は、給与を多めに渡せば、馬にニンジンをぶら下げるように労働意欲を刺激できる、と考えているとしたら要注意。給与を高めにしたと経営者が思っているとしたら、当然、その分は働いてもらわねばというプレッシャーを感じることになる。
大人であれば、仕事できっちり結果を出すということは当然だ。しかし、「ちゃんと働いてくれるよね」というプレッシャーを感じると、仕事を楽しくなくしてしまう可能性がある。
結局は、
働く人の成長意欲、「できない」が「できる」に変わっていく楽しみを刺激するのが一番の早道だ。労働意欲は、仕事そのものに楽しみを覚えるときに一番高まるのだ。
この法則は、子どもの勉強についても当てはまる。