親が自分にどれだけ本当に関心を持ってくれるかということは、子どもにとっての大きな関心ごとです。それは保育園くらいの子どもが典型的です。大人が自分のほうを見て自分に関心を向けているということに対して、ものすごく敏感です。
子どもを知っている人は、一人ひとりの子どもをやっぱりよく見てます。大事にするというのは、何もケガしないとかいうことじゃなくて、その子に自分が注意を払ってますよ、ということを子どもにきちんと伝えているということです。
◇おまけ
オリンピックをみていて、あるおじいさんが言いました。「プレッシャーというのは強いのう。どこの国の選手かえ?」
負けよう
ある母親教育講演会で、講師が聴衆に向かってきいた。「今週になってから、お子さんに一度もバカだと言わなかったおかあさんがいらっしゃったら、手をあげてみてください」(300人くらいいたおかあさんのうち、手をあげたのはほんの数人だった)
みんな仲良く、兄弟仲良くということを小さいうちには教わります。ただし、兄弟喧嘩や時には親子喧嘩は、関係が深いからこ「つい」始まることもあります。けんかをするのはよくないと頭でわかっていても、どうしても始まることがあります。
イロイロな本に書いてありますが、喧嘩の必勝法(?)がひとつだけ。
「負けること」
「先に謝ることこと」
です。
特に関係が深い間柄であれば、素早くごめんなさい。
こだわらない
禅では、「こだわらないこと」ということが、何度も言われています。
いいことをしようとこだわっている
他人からほめられることにこだわっている
いい父親であることにこだわっている
いい母親であることに
会社の役職(立場)であることにこだわっている
いい子であることにこだわっている
などなど。
時には、○○せねばならない~という気持ちではなく、自由に季節を楽しむことも。