久しぶりに夏目漱石を読んでいます。中学生のときに読み、大学生のときに読み、そして大人になっても読むことができるのが、さすが名作です。(映画ではジブリもそうでしょうか)
「智に働けば角が立つ。情に掉させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかく人の世は住みにくい。」
「運命は神の考えることだ。 人間は人間らしく働けばそれで結構である。」
「吾人は自由を欲して自由を得た。自由を得た結果、不自由を感じて困っている。」
「前後を切断せよ、満身の力をこめて現在に働け。」
「君、弱い事を言ってはいけない。僕も弱い男だが、弱いなりに死ぬまでやるのである。」
「恐れてはいけません。暗いものを凝って見詰めて、の中から貴方の参考になるものをおつかみなさい。」
「のんきと見える人々も、心の底をたたいてみると、どこか悲しい音がする。」
「帝王の歴史は悲惨の歴史である。」
「わりに、一所にいさえすれば、たとい敵同士でもどうにかこうにかなるものだ。つまりそれが人間なんだろう。」
「成功は才に比例するものにあらず。」
「形を見るものは、質を見ず。」
「あなたが今まく種はやがて、あなたの未来となって現れる。」