江國香織さんの「かけっこはきらい」という詩をご紹介します。
「かけっこはきらい」
かけっこはきらい
わけがわからなくなるからきらい
きがせくからきらい
あっというまだからきらい
またされるからきらい
つまらないからきらい
あたしはきょうそうばじゃなくてメリーゴーランドのうまなんだと
おもうの
江國さんのは、子どものころ、絵本に出てきた「ぶどう酒」というものに心ひかれたそうです。大人になってワインを飲むようになっても、子どものころにうっとりと思い描いた「ぶどう酒」とは、どうしても一致しない。でも、その不一致がとても嬉しいと語っています。
「ぶどう酒」は私も同感です。ファンタグレープをワインのつもりで飲んでました。