相田みつをは、元々はきちんとした伝統にのっとる書家だった。しかし、いわゆる美しいと思われている書からどうやって自分が離れていくかを探求を始めた。世の中に認められたいと思っている自分の恥ずかしさ等を、素直に自分の字で書こうと思った結果として、世の中に認められたのである。
似たような字を書いてみんなに認められようとする人には、他人を感動させる力はない。少なくとも自分と向き合った経験がある人は、もっとオリジナリティがある人に見えるはずである。
自分と向き合う機会。
中高時代にはもちろん大人になっても必要だと思う。
